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みんなで作る「理想のまち」、完成!

更新日:2020年12月14日

去る11月22日、まちづくりを学ぶ授業(全3回)としては最終回となるシンクスクールジュニアが開講されました。これまでの2回では、①自分にとっての「理想のまち」について考えてスケッチをし、②スケッチした建物・オブジェなどの模型をいろいろな素材を使って作りました。


そして、今回の授業では一人ひとりが作った模型をボードの上に乗せてつなぎあわせ、一つのまちになるよう道路・木などを作って仕上げていきます。


緑が多いお家を作る子や、図書館を作る子、2層構造の駅を作る子など、できあがったものは種類もさまざま。

さて、それをどう配置していくのが良いか、、、、、、。

と言っても、なかなかすぐには決まらないので、まずは酒井先生の呼びかけのもと、

ホワイトボードに書き込みながらみんなで相談です。



一旦、みんなの意見をヒアリングしながらまちの設計図を作ります!


「駅と駅はつなげたいよね」、「ここに流れている川はどこにつながるだろう」、「ここの通りとここの通りはくっつけられるかも」、「まちの中心には何があると良いかな?」など、みんなでわいわい相談している姿はとても賑やかで微笑ましいですね。


実際のまちづくりではもっともっと細かく綿密な計画がなされますし、

そもそも個々のほしい建物を作ってから、まちの地形やゾーニングを考えるなんて、

本来のまちづくりの順序とは違いますが、

その分、自由なアイデアが出てきたり、

おもしろい化学変化が起きます。


子ども達みんなのおもしろい発想・アイデアが要所で光っています。


まちの方向性が決まってきたら、あとは役割分担をして

みんなで足りないパーツや地形などなどを作ります。

「駅と駅をむすぶ未来の路線をつくる係」がいれば、「おおきな山を協力して作る係」、「人が住む家を作る係」などなど。


山や湖などの地形や、中心部のエリア分けができてくると、ぐっとまちとして一体感が見えてきますね。


そして、短い時間のなか、みんなのすさまじい集中力でなんとか完成したのが、こちら!


「理想のまちワークショップ」の完成模型!


2時間で作りあげたとは思えないエネルギーに満ちた超大作です!

全体の作りもさることながら、細かいディテールも凝っていて、

子ども達のまちに対する思いや夢がぎゅぎゅっと詰まっています。


最後にみんなで記念撮影〜


最後にその日参加してくれた子ども達、事務局スタッフ、先生で記念撮影。

一生懸命やりきって若干みんなお疲れ気味ですが、

ひとまず無事、全3回のまちづくりを学ぶ授業が終了です!


個人でものを作る面白さも勿論ありましたが、

今回はみんなで話し合ったり、協力しあいながら、

大きい一つのもの(まち)を作れたこと。


また、手を動かしながら、病院の模型がない、と気付いたり、

駅の近くにもっと住む家がほしいと思ったり、

そういった発見の瞬間が沢山あったことも良かったなあと思います。


なお、今回、みんなで作った模型は3月に市民交流プラザで展示発表の予定です!

詳細が決まりましたら、お知らせしますので、お楽しみに!

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