2020年最初のシンクスクールジュニアは、現代アートを学ぶ授業の2回目!
12月の授業では、みんなの好きなもの・こと、気になるもの、
作ってみたいものを発表してもらったので、
今月の授業では一人ひとりの興味にあわせていろんな作品例を紹介しました。
さまざまな既製品をシンプルな方法で並べ、重ねて、束ねることで
立体作品を作っている日本のアーティスト冨井大裕さん。
日本を代表する写真家の一人、野口里佳さん。
映像、インスタレーション、執筆、パフォーマンスなどさまざまな活動を通して、
日常生活や社会のあり方を探求する田中功起さん、などなど。
この他にも沢山の国内外のアーティストを取り上げながら、
世界にはこんな作品を作っている人がいるんだ、ということを知ってもらいました。
見た目にも派手だったり、へんてこだったり、不思議だったり、
見たことのない作品の数々に子どもたちも興味をもってくれたようす。
そうやっていろんな情報を見聞きしながら、
じゃあ、自分はどんなものならできそうかな?どんなことをやってみたいかな?
ということを、先生と相談しながら、ウンウン悩みながら決めていきます。
シンクスクールジュニアは現在、総勢9名。
9人それぞれ気になるものや、やってみたいことは違います。
似たようなテーマ、素材であっても、よくよく話をきいてみると、
子どもたちがそのテーマのどこが気になっているのか、
どこが好きなのか、は違っていたりします。
そんなことを相談しながら、一人一人、ひとつの作品に落とし込んでいきます。
一人ひとり画用紙にプランのスケッチを書いてもらい、
どのように作るか、どれぐらいのサイズになるかなど考えてもらいます。
そして、発表してくれたプランに対しては、先生から、
どうやって作ればうまく作れるかな?
どうすればきれいに見えるかな?といったアドバイス。
もちろん、まず作ってみたり、手を動かしながら考えることも大事なことですが、
粘りつよく考えるという作業を通して、
子どもたちが自分の「好き」や「得意」に気づいていってほしいなあと
いうのが、事務局の願いです。
さて、来週はいよいよ作品制作の時間です。
どんな作品が飛び出すのか、どんな形に仕上がるのか、
乞うご期待!!!
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