シンクスクール ジュニアは、不定期のワークショップから始まりました。こども達の想像力に触れるなかで、もっと継続的にこども達と向き合いたい、考える力・表現する力を身につけるサポートをしたい、という思いから、月に3回のスクール 開講に至りました。
シンクスクール ジュニアで学んだこども達一人ひとりが、自分の得意を発揮できることをわたしたちは願っています。
シンクスクールジュニアとは
まちづくりやアートなどクリエイティブな分野で活躍している講師から学びながら、子どもたちの想像力を育てるスクールです。作品をつくったり、ディスカッションしたり、様々なお仕事を体験することで、多様な価値観にふれ自分の答えを導く力を養います。また、仕事帰りにお迎えに来ていただけるよう、開講日は会場を19:00まで開放することで、都心で働く子育て世帯を応援します。
事務局メンバーのご紹介
講師|今村育子
(アーティスト/札幌駅前通まちづくり株式会社)
1978年札幌生まれ。2006年より美術家として相対する関係の「間」に発生する光のグラデーションをモチーフにインスタレーション作品を制作している。2011年より札幌駅前通まちづくり株式会社へ入社、33歳で生まれて初めて会社員となる。主に「シンクスクール」「PARC」「さっぽろユキテラス」「テラス計画」の企画や、まち会社主催事業のデザインを担当している。また、現在5歳児の子育て中。
講師|高橋喜代史
(アーティスト/一般社団法人PROJECTA代表)
1974年妹背牛生まれ。文字や言葉を用いて、異なる文化を結びつける作品を制作。近年は、無関心についての映像インスタレーションや、エネルギーにまつわる作品を発表。主な展覧会として、フランス、ニュージーランド、北アイルランドでの個展など札幌を拠点に国内外で活動。2020年第3回本郷新記念札幌彫刻賞。2010年JRタワーアートボックス最優秀賞。2000年ビッグコミックスピリッツ努力賞。1995年ヤングマガジン奨励賞。2015年一般社団法人PROJECTA設立。
運営会社のご紹介
一般社団法人PROJECTA
一般社団法人PROJECTA(プロジェクタ)は、美術の展覧会のディレクションおよびコーディネート、公共空間や商業施設でのアートプロジェクト・アートイベント・フォーラムのディレクションや企画運営、まちづくり・地域活性化活動でのアートスペースのリノベーションやワークショップをはじめとしたアートプログラムの企画運営、アートスクール・レクチャーでの教育プログラムの企画運営など、アートを基軸にした様々な業務を手掛けています。
スクール開講までの流れ
Think School Jr.は、こども向けのワークショップイベントから始まりました。
2018.01.14
ワークショップ「こどもシンクスクール」
テラス計画で冬休みの自由研究を一緒に楽しくつくりませんか?
「アート」や「考えること」がテーマのこどもシンクスクールが、
1日だけのウィンタースクールとして開校します!
○プログラムスケジュール
① 10:30〜12:00
じぶんたちのまちをつくろう(先生:さかい しゅうじ)
ひとりずつ自分のまちをつくります。最後に全員のまちを集めて大きなまちが完成します!
② 13:00〜14:30
かぞくやおともだちのイラストをつくろう(先生:おおにし よう)
身近な人を思い描いて、イラストをつくります。オリジナルの額に入れて完成です!
③ 15:00〜16:30
小さな「冬囲い」をつくろう(先生:かしみ ななこ)
リボンや毛糸、布などを使って作品をつくります。ひとりひとりの冬を表現してみましょう!
○講師の先生
酒井 秀治
1975年札幌生まれ。一級建築士。都市部の再開発や広場づくり、リノベーションによるサロン、カフェの企画コーディネートを通じて、まちなかの再生・賑わいづくりに取り組む。2010年4月『サッポロ・ミツバチ・プロジェクト』を設立、2017年6月独立。
大西 洋
1976年東京生まれ。現在イラストレーターとして活躍中。2016年4月より北海道教育大学岩見沢校特任講師。イラストレーターの仕事として書籍装画、雑誌挿絵、キャラクター制作、広告等を手がける。2017年/第15回TIS公募入選。
樫見 菜々子
1980年生まれ。アーティスト。日常で出会うささやかな出来事をきっかけに、主に布を素材として動物や樹木などをモチーフにしながら、存在の気配や風、境界など目には見えないものの表現を試みている。
2018.07.15
ワークショップ「世界に一つの展覧会をつくろう!」
作品をつくる。作品を展示する。チラシをデザインする。宣伝する。
みんなの力をあわせることで、展覧会はできあがります。
さぁ、学芸員やアーティスト、デザイナーの先生と一緒に
「こども展覧会」をつくりましょう!
○スケジュール
7/15(日)13:00〜16:00
① 展覧会ってどうやってつくるの?
② 「仮想(バーチャル)のお金」をつくろう!
③ どんな展覧会にするかみんなで相談しよう!
7/16(月・祝)13:00〜16:00
① 展覧会のことを宣伝するチラシをつくろう!
② 作品を素敵に見せるにはどうすればいいの?
③ 作品をかざって、完成した展覧会をみんなで見よう!
○講師の先生
宮井和美(モエレ沼公園学芸員)
1978年北海道⽣まれ。2001年⾦沢美術⼯芸⼤学美術⼯芸学部美術科芸術学専攻卒業。2003年から現職。公園という開かれた場での創造活動の可能性を探る。専⾨はコンテンポラリー・アート。
斉藤幹男(アーティスト)
1978年札幌生まれ。シュテーデル芸術学院(フランクフルト)卒業。様々な世代や異なる文化を持った人々の誰にでも共通するささいな感覚を、誤解や偶然出会った物の中から見つけ出し、アニメーションや写真、立体などで表現している。
今村育子(デザイナー/美術家)
1978年札幌生まれ。2006年より美術家として、日常の中にある些細な光景などをモチーフに光を使ったインスタレーション作品を制作。2011年より札幌駅前通まちづくり株式会社へ入社。自主事業の企画やデザインを担当している。
2020.09.27
プレ授業「こども哲学」
「勉強するのは何のため?」/「どんな大人になりたい?」
毎日の暮らしの中にある正解のない疑問について、 みんなで話し合い、 ゆっくりじっくり考えます。 様々な年齢の様々な考えを楽しむ場です。 話すことが苦手な子でも参加OK!
日時| ① 9/27 (日) 13:00 - 14:00 「勉強するのは何のため?」② 9/27 (日) 14:30 - 15:30 「どんな大人になりたい?」
対象|9 ~ 15歳|参加費無料|各回定員10名
※プレ授業は、10月からの本講義を受講されない方でも自由にご参加いただきました。
講師|井尻貴子(NPO法人こども哲学おとな哲学アーダコーダ理事)
1982年東京都生まれ。 大阪大学大学院文学研究科(臨床哲学)博士前期課程修了。2007年頃に、哲学対話に出会う。以来、街中のカフェ や美術館、学校、企業等にて「哲学カフェ」や「こどもの哲学」といった、みんなで一緒に「問い、 話し、考える」場をひらいている。共著書に「哲学カフェのひらきかた」(大阪大学出版会、2014年)、『こころのナゾとき 小学1 • 2年/小学3 • 4 年/小学5 • 6年』(成美堂出版、2016年)、連載に「ケアする人のためのワークショップ・リポート」(ウェブ雑誌「教養と看護」)などがある。
NPO法人こども哲学おとな哲学アーダコーダとは?
深く楽しく役に立つ、思考の 時間を提供するNPO。 人々が考え方の違いや自らの変化を受け入れ、自らの意見を臆することなく伝え、自由な発想で対話できる社会をつくることを目指し、「哲学対話」や 「こどもの哲学」に関する講座やイベントを実施しています。
2020年9月のプレ授業を経て、Think School Jr.が始まりました!2023年で4年目を迎えます。
過去のプログラムや授業レポートはこちらからご覧ください!