こんにちは!シンクスクールジュニア事務局です。
今日は2月3日から開催されている「サッポロ・パラレル・ミュージアム」の鑑賞ツアーです。
まずはじめに、ディレクションを担当した札幌駅前通まちづくり株式会社の今村さんから今回の展覧会についてお話があり、同じく企画を担当した一般社団法人プロジェクタ高橋さんから、コロナのときにアーティストの人たちは作品の発表の場が少なくなったので、発表の場を増やすためにWEBと現実の展覧会を企画したというお話を聞きました。今村さんも高橋さんも美術家なのでコロナ禍で発表の場が減ったことはとても身近なできごとだったんですね。
それでは出発です。
最初に赤れんがテラス1階の佐藤壮馬さんの作品「Physis」をみています。
ガラスの中に木が入っている、ガラスはキレイで木を見やすくしている。ガラスに木を入れることで腐らない、立たせることができる。床に写真を置いてこの木がどこからきたのかわかるようになっているなどみんなからの声が聞こえます。短時間でしっかり見ていますね。ちなみにみんながきれいなガラスだと思ったものはレジンという合成樹脂でした。
次は外の「仮称」北海道ビルヂング建替計画(仮囲い)をみてからチカホに降りました。三野新さんと山本卓卓さんの作品「ここにたち、ここにたつ」です。
早速、会話みたいと気づいたようです。
チカホにある平山匠さんの展示は、映像、彫刻、絵など複数の作品がありました。それぞれみていたのですが、みんなからこの絵を描いた人とこの彫刻を作った人は同じ人?子供のころに描いた絵では?別人の描いたものかもなど様々な意見が出てきました。
みんなは彫刻もよくみていたけど、絵もしっかりみていたようで、平山匠さんのお兄さんが描かれた絵に惹かれた人が多かったようです。
次は内田聖良さんの「余白書店のバーチャル本棚」です。
アニメーションを見てから木製の本棚をみました。バーチャルなので手に取ることはできません。背表紙だけが見えるのですが、中には何も書かれていない背表紙やボロボロのものがあります。何が書いてあるのかみんな気になってきたみたいですね。
最後にD-LIFEPLACE札幌B1Fにある横山裕一さんの「ふくろ」をみました。
みんなマンガには慣れているからなのか、すぐにセリフがないね、音(擬音)がついてる、と話しはじめ、右から左に読んでいくのでは?などストーリについて話しはじめました。
今日の感想は、独創的な作品が多かった、余白書店のアニメやQRコードの世界観がオシャレだった、など。時間の関係で全ての作品を見ることはできなかったけど、みんな真剣に作品と向かい合っていたことが伝わりました。レポートもいつもよりたくさん書いてるみたいです。
次回は札幌国際芸術祭の未来劇場を訪ねます。お楽しみに。
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