プログラム2022
「企画」の日。
月に1回の「企画」の日は1年かけて年度末にある成果展の準備をします。
この日は主任講師の今村、高橋が授業を行います。
講師|今村育子 (アーティスト/札幌駅前通まちづくり株式会社)
1978年札幌生まれ。2006年より美術家として相対する関係の「間」に発生する光のグラデーションをモチーフにインスタレーション作品を制作している。2011年より札幌駅前通まちづくり株式会社へ入社、33歳で生まれて初めて会社員となる。主に「シンクスクール」「PARC」「さっぽろユキテラス」「テラス計画」の企画や、まち会社主催事業のデザインを担当している。また、現在4歳児の子育て中。
講師|高橋喜代史(アーティスト/一般社団法人PROJECTA代表)
1974年妹背牛生まれ。文字や言葉を用いて、異なる文化を結びつける作品を制作。近年は、無関心についての映像インスタレーションや、エネルギーにまつわる作品を発表。主な展覧会として、フランス、ニュージーランド、北アイルランドでの個展など札幌を拠点に国内外で活動。2020年第3回本郷新記念札幌彫刻賞。2010年JRタワーアートボックス最優秀賞。2000年ビッグコミックスピリッツ努力賞。1995年ヤングマガジン奨励賞。2015年一般社団法人PROJECTA設立。
4月6日|企画の日
「思考の練習/多面的に見るレッスン」
4月13・27日|チカホワゴンをデザインしよう!
チ・カ・ホを散策して各々がアイデアを出し、あったらいいなと思うワゴンをデザインします。
9月の酒井さんの授業ではデザインしたものを実際に制作します。
講師|酒井秀治(まちづくりプランナー/SS計画代表)
1975年札幌生まれ。北海道大学工学研究科を修了。2007年 (株)ノーザンクロスにて都心部の再開発や広場づくり、リノベーションによるサロン、カフェの企画・デザインコーディネートを通じて、まちなかの再生・賑わいづくりに取り組む。2010年ミツバチの目線で都市部の自然環境を見つめ直す『サッポロ・ミツバチ・プロジェクト』を設立。近年は、市民力でまちの魅力を創造する『まちのデザイン部』にも関わる。一級建築士。
5月11日|企画の日
「問題解決/困りごとからアイデアを考える」
5月18・25日|壁画を描く。
「抽象画ってどう見るの?」「ヘキガ計画Vol.6 抽象的なふるまい・応答する壁」
講師|笠見康大(画家・北海道文教大学人間科学部こども発達学科准教授)
1982年 福島県いわき市生まれ
2020年 個展「Yesterday and Today」CAI02(札幌)
500メーターズプロジェクト007「おとなもがんばるこども壁画」500m美術館(札幌)
2018年「♯みまのめ〈VOL.2〉笠見康大・佐藤あゆみ」北海道立三岸好太郎美術館(札幌)
「絵画の現在地」500m 美術館(札幌)
2016年「シェル美術賞アーティストセレクション」国立新美術館 (東京)
2015年「VOCA展 2015 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」上野の森美術館(東京)
個展「恣意的な、とてもプライベートな」CAI02(札幌)
2013年「トーキョーワンダーウォール 2012 都庁」都庁第一庁舎(東京)
「TWS-Emerging 197 笠見康大 骨 戻る 燃える 」トーキョーワンダーサイト本郷(東京)
個展「光円錐とその他」CAI02(札幌)
2012年「トーキョーワンダーウォール公募 2012」東京都現代美術館(東京) ワンダーウォール賞
6月1日|企画の日
「観察と発見/形態模写&クロッキー。じっくり見て描くデッサン。」
6月15日|映画の鑑賞の仕方。
講師|小野朋子(上映事業キュレーター)
1976年北海道札幌市生まれ。2007年より札幌市内でイベントスペースを運営。5年間の活動を経て、毎年3万人以上を動員する新千歳空港国際アニメーション映画祭のチーフ・ディレクターとして、2014年映画祭設立時よりプログラム選定と運営業務全般を行う。そのほか、映画監督講演シリーズ「映画へと導く映画」、「プラザ映像祭」(ともに札幌文化芸術劇場主催)など上映事業や、ワークショップを多数企画。ほか、札幌国際芸術祭2017のコーディネーターなど。
6月22日|DJってどんなお仕事?DJプレイを見てみたい!
講師|DJ TAMA(DJ,選曲家,作曲家)
“DJ”という職業、業(ごう)を通して、札幌を起点にあらゆる人種や音楽ファンをコネクトする
「プロ中のプロ」、それがDJ TAMA a.k.a SPC FINESTである。『DJスクール札幌』を主宰。
2009年より海外ツアーを毎年行いこれまでに、タイ、アメリカ合衆国、韓国、ベトナム、ミャンマー、台湾、香港、中国とアジア圏を中心にDJツアーを成功させ、日本国内のみならずワールドワイドに活躍している。また日本が世界に誇るウィンターリゾート NISEKOで毎週行われる彼のパーティーでは、世界中から来たお客さんを熱狂させ続けている。日本初、テーマパーク型ダンスクラブ。 観光都市・札幌の世界標準かつ、最新のエンターテインメントを誇るナイトクラブKing Xmhu(キングムーhttps://kingxmhu.com/ )の Resident DJとしても活躍している。2017年には日本ハムファイターズの札幌ドームでのホームゲームのDJを務める。2019年は、プロバスケットボールチーム レバンガ北海道のホームゲームのDJに抜擢される。また、日本唯一のHIP HOP RADIO STATION 『WREP RADIO』を代表するZEEBRA's LUNCHTIME BREAKS 毎週火曜日のDJ MIXコーナーを担当、札幌のchangethebeats STUDIOから生中継している。2020年からは、DJ TAMA LIVE on Twitch、オンラインDJ配信をスタート。世界中のMUSIC LOVERから支持を集めている。コロナ禍においても歩みを休めず道を切り拓くスタイルは、変わらずである。また2020年からDJスクール札幌を開校し、次世代のDJへとそのスキルを伝えている。札幌在住ながら日本全国そして世界へと活動範囲を着々と広げ、DJとしての可能性を広げ続けているDJ TAMA a.k.a.SPC FINESTの今後には期待しすぎて損はない。
7月6日|企画の日
「どんな社会になればいい?ビジョンから考える理想の学校を話してみよう」
7月13・20日|デザインの授業。文字の動物園を作ろう!
講師|菊地和広(グラフィックデザイナー)
グラフィックデザイナー・札幌在住。デザインプロダクション「バックヤード」主宰。
広告を中心にパッケージやロゴ、イベントの企画など幅広く活動中。JAGDA道央会員、
北海道芸術デザイン専門学校 非常勤講師。
8月3日|企画の日
「どんな社会、学校になればいい?ワークシートを埋めてみよう」
8月17日|ジャグラーのお仕事って?イベントを企画すること。
講師|小西耕平(札幌駅前通まちづくり(株) 経営・企画グループ / ジャグリングパフォーマー)
1991年生まれ、札幌駅前通まちづくり(株)社員、ジャグリングパフォーマー。
2003年からジャグリングを始め、2007年にはソロパフォーマーとして活動を始める。
2014年まちづくり会社に入社以後も、個人活動としてパフォーマンスを現役で続けている。
普段は会社の経理担当、そして様々なイベント事業を受け持つ。
8月24日|芸術祭とアート鑑賞の仕方。
講師|細川麻沙美(札幌国際芸術祭事務局統括マネージャー)
1977年生まれ。大学卒業後、テレビ局での展覧会制作・運営を経て、一年間カナダに滞在。
2008年からは、企画・展示業務を中心にフェスティバル事務局に従事。
これまでに「イサム・ノグチ展」(2005年、札幌芸術の森美術館、東京都現代美術館)、「文化庁メディア芸術祭」(2008年~)、「art and collective intelligence」(2013年、山口情報芸術センター[YCAM])、「札幌国際芸術祭」(2014年~、札幌市)等に関わる。
9月14・21・28日|チカホワゴンを作ろう!
講師|酒井秀治(まちづくりプランナー/SS計画代表)
10月5日|企画の日
未定
10月12・19日|建築の授業
講師|高木貴間(建築家)
北海道生まれ。北海学園大学工学部建築学科卒業後イギリスのAAスクールに留学。帰国後東京のアトリエ設計事務所勤務等を経て髙木貴間建築設計事務所設立。現在北海学園大学非常勤講師。
主な受賞歴にAR Awards 2010 優秀賞(イギリス)、JIA北海道建築大賞2016奨励賞、Architects of the Year 2019入選など。
11月2日|企画の日
「作品の形態を考える、どんな材料が必要?」
11月9・16日|絵画の授業
講師|久野志乃(アーティスト)
1978年北海道様似町生まれ。2003年北海道教育大学大学院(西洋画)修了。 他者の個人的な記憶をモチーフとしながら新しい物語やありえたかもしれない風景を油彩画で表現する。札幌を中心に東京、台湾などで個展、グループ展を開催。 2021年 『道銀文化財団創立30周年記念 道銀芸術文化奨励賞受賞作家展』北海道立近代美術館/札幌 2021年 『バイオの大きさ/未来の物語 成果展』 札幌文化芸術交流センター SCARTS/札幌、2020年 個展『森の配置、光の距離で』ギャラリー門馬/札幌、2019年 『night bird』GalleryCamellia/東京
12月7日|企画の日
「制作に取り掛かる」
12月14・21日|詩の授業
講師|三角みづ紀(詩人)
1981年鹿児島生まれ。東京造形大学在学中に現代詩手帖賞、第1詩集で中原中也賞を受賞。第2詩集で南日本文学賞と歴程新鋭賞を受賞。執筆の他、朗読活動も精力的におこない、多くの国際詩祭に招聘される。一カ月の間、欧州を旅して執筆した第5詩集『隣人のいない部屋』で萩原朔太郎賞を史上最年少受賞。代表詩篇は翻訳されアメリカ、メキシコ、オーストラリア、フランス、韓国をはじめ他国でも紹介されている。
1月11・18日|言葉の授業
講師|池端宏介(コピーライター/クリエイティブディレクター)
1978年北海道北見市生まれ。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。札幌市のデザイン会社(株)インプロバイド所属。職域はブランディング、広告、パッケージデザイン、ネーミングなど。主な実績は「よくねたいもネーミング」「JR貨物北海道支社広告」など。各地でキャッチコピーづくりのワークショップを展開する。
1月25日|企画の日
「展覧会をつくる1/展覧会のタイトル、キャッチコピーを考える」
2月22日|成果展をキュレーションするということ
講師|樋泉綾子(札幌文化芸術交流センター SCARTS キュレーター)
1978年札幌市生まれ。札幌芸術の森美術館、本郷新記念札幌彫刻美術館の学芸員を経て、2017年より現職。
おもな展覧会として「空間に生きる―日本のパブリックアート」(2006/札幌芸術の森美術館ほか)、「ロダン展」(2016/札幌彫刻美術館)、「となりのひと」(2012/札幌彫刻美術館)、「Our Place」(2014/札幌彫刻美術館)など、彫刻や現代美術の展覧会を手がける。SCARTSでは、「鈴木康広 雪の消息 | 残像の庭」(2019)、「ことばのいばしょ」(2020)、「遠い誰か、ことのありか」(2021)を担当。
協力|札幌文化芸術交流センター SCARTS