こんにちは。シンクスクールジュニア事務局です。
今日は、当シンクスクールの平井さんの「線」についての授業です。
まず最初に、A4の大きさの紙に目一杯大きな四角を描いてみましょう!!
みんなすごく上手に描けてますね。
「いろんな表情の線」をひいてみましょう。
鉛筆にはHからBまでいろいろ種類があって、柔らかい芯で濃く描けるBと硬い芯で薄く描けるHがあります。
どの鉛筆を使ってもよいし、鉛筆を立てて描いても寝かせて描いてもO Kです。
線ってほんとうにいろんな表情があるんですね。
ちなみに曲線は、腕を固定して手首を曲げて描くそうです。
次に平井さんから「線ってどんなところにある?」と質問されました。
窓、棚、着ているジャージ、時計の針、手のしわ、顔の輪郭…。どんどん答えが出てきます。
「りんかく」ってなあに?顔を描くとき線をひくけど、ほんとうは線はないよね?
それから前回の「現代アート入門」の授業にも登場したピート・モンドリアンの作品についてのお話です。
ピート・モンドリアンの「花盛りのリンゴの樹」の作品を年代をさかのぼって見ていきます。
最初は、鉛筆で精密な木の描写を描いて、絵の具で色をつただけだったのですが、
幹や枝の線が誇張され、曲線が減って、とうとうマス目のようになってしまいました。
タイトルは「コンポジション(組み立てること)」です。
元々は目に見えるものから行き着いた作品だったんですね。
それではみんなの挑戦です。
1.ものをよく見る 研究!
2.ものの中から好きな線を見つける
3.線だけで絵を描いてみる
最後に色をつけて今日の授業は終わりました。
みんな達人のコツを掴んだようです。
次回は6月12日 です。
今回の授業の第2弾「カタチ」について。引き続き平井さんの授業になります。
お楽しみに。
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