こんにちは!シンクスクール事務局です。
今日は、先月の粘土で作った焼き物ができあがります。
上ノさんが、一つずつ丁寧に新聞紙に包んで運んでくれました。
新聞紙を外して一点ずつ机に並べ、みんなは自分の作品の置いてある前に座ります。
修復が必要ないくらいきれいに焼き上がったいる作品もありました。
細い部分や後からつけたところが取れたり、折れたりした作品もあります。
まずは、作品の補修から。壊れた破片を本体の正しい位置に付けていきます。
接着部分が乾くのを待ちながら、粘土が焼き物に変わる野焼きの様子を聞きました。
野焼きをする場所をまず最初に焼いておくそうです。
それから作品を並べ、木の枝などで覆います。
その上から落ち葉や熱を逃さないために籾殻を被せます。
そしてやっと火を付けるそうです。
火が強くなりすぎたので、濡れた新聞紙で調整します。
蒸らしていくようです。
そして半日以上経ってやっと焼き上がりです。
こんなに大切に焼いたのに割れてしまう作品もあるそうです。
灰の中かから作品を探して、壊れた部分の破片も集めます。
一つの作品でも色の違うところが見られますね。濃い黒、灰色、肌色など。
そこでみんなから、「なぜ色が違うの?」と質問が出ました。
背の高い作品などはきれいに焼けてオレンジ色になるそうです。
作品同士が重なり合っていたり、丈が低く炭になったところで焼けると黒くなるそうです。
次に「粘土ってどうやってできるの?」と質問が出ました。
壁画に描かれていた山から流れる川を使って説明してくれました。
他にも「粘土はいつから焼き物に変わるの?」「この作品に色は付けられる?」
など質問が次々と出てきました。
粘土の時より一回りくらい小さくなったけど、みんな満足のいく焼き上がりだったようですね。
作品は家族へのプレゼントにしたい人が多かったです。
上手に焼けてよかったね。
上ノさん、ありがとうございました。
次回10月2日は、「色の達人になろう」の3回目 になります。
いよいよこの週で油絵が完成します。
楽しみですね。
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