こんにちは。シンクスクールジュニア事務局です。
今日は、まなびのとまり木 代表、株式会社fuchi 代表取締役でドキュメンタリー製作者の小町谷健彦さんの授業です。
小町谷さんの自己紹介からはじまりました。
「世界にはいろんな人がいます。その人たちの話を聞いて、その人たちのストーリーをどうやって伝えるか、ということを仕事にしています。『聴くこと、伝えること』どうやったら丁寧に聴けるか、そんなこと言ってない、と言われないようにすごく気をつけています。
聴くために、心と身体の準備をしています。そして話している人の言葉を受け止めています。」
それから「安心したり、信頼したら話しやすくなります。」と小町谷さん。
ちょっと難しい話でしたが、みんな真剣に聞いていました。
それから椅子を片付けて、お部屋の中を一列になってみんなで歩きました。
これから何がはじまるのでしょう?
小町谷さんから「『人間の棒倒し』をやってみましょう」と言われたのですが、みんなはキョトンとしています。
そこで小町谷さんのデモンストレーションです。デモンストレーションは二人1組なのであらかじめ後ろに倒れると決めています。
見ていたみんなは「……。」唖然としていました。
さっそくやってみましょう!
一番からだの小さい人を中心にみんなで周りを囲みます。
真ん中の人は、どの方向でもよいので好きな方向に倒れてください…って言われてもそんなにすぐ倒れられないよね。
周りの人は、自分の前に倒れてきてもよいように心構え・準備をしています。
やっとみんなを信頼して安心して倒れることができました。
真ん中の人は、ドキドキしただろうけどよく頑張りました!
次にアイマスクがみんなに配られました。
アイマスクを着けるのが初めての人もいて、みんなテンション上がっています(笑)。
「これからアイマスクをつけて、さっきのようにお部屋を一列になって歩いてみましょう!」
今度はみんながドキドキしています。
何歩歩いたら曲がるの?、前の人にぶつからないように、この方向で合ってるの?、ドキドキの理由は山ほどあります。
部屋の隅や壁の前には人が立っていて、ぶつかったりしないようにサポートしているのですが…恐る恐る歩いていきます。
何周か回ってから、「はい、その場に座ってください」
みんな楽しくなってきたようですね。
それからみんなで感想を話しました。
なんでまだみんなアイマスクしてるんでしょう(笑)。
次に『キャッチボールゲーム』をやります!
名前を呼んで相手が受け取れる状態か確認してから投げます。
最初は1つ。徐々にクッションの数が増えていきます。
次は3人ひと組のグループを3つ作ります。
テーマは「最近あった嬉しかったこと、悲しかったこと」
3人には、それぞれ話す人・聞く人・見る人の役割があります。
聞く人は、話す人の気持ちを考えながら聞くようにします。
見る人は、話す人の表情やしぐさなどをしっかりと見ます。
お話を聞き終わったら、メンバーチェンジをします。
聞く人と見る人が一緒に他のチームに入ります。
聞く人がさっき聞いた話をします。
見る人は、元のお話が伝わったか確認します。
果たしてお話は伝わったのでしょうか?
最後に、小町谷さんがお仕事で使うカメラを見せてくれました。
マイクを通した音は、普段聞こえている音と違うそうなので、みんな聞かせてもらいました。どんな風に違ったのかしら。
今日はいっぱいドキドキした授業でした。
いつも一緒のメンバーで、あらためて信頼や安心について考えましたね。
次回は12月11日は、引続き小町谷健彦さんの
「聴くことと話すこと – ことばを受け入れる準備をしよう」の授業です。
どんな授業になるのでしょう。
楽しみですね。
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