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12月4日小町谷健彦さん 「聴くことと話すこと – ことばを受け入れる準備をしよう」

シンクスクールジュニア事務局


こんにちは。シンクスクールジュニア事務局です。

今日は、まなびのとまり木 代表、株式会社fuchi 代表取締役でドキュメンタリー製作者の小町谷健彦さんの授業です。


小町谷さんの自己紹介からはじまりました。

「世界にはいろんな人がいます。その人たちの話を聞いて、その人たちのストーリーをどうやって伝えるか、ということを仕事にしています。『聴くこと、伝えること』どうやったら丁寧に聴けるか、そんなこと言ってない、と言われないようにすごく気をつけています。

聴くために、心と身体の準備をしています。そして話している人の言葉を受け止めています。」

それから「安心したり、信頼したら話しやすくなります。」と小町谷さん。

ちょっと難しい話でしたが、みんな真剣に聞いていました。


それから椅子を片付けて、お部屋の中を一列になってみんなで歩きました。

これから何がはじまるのでしょう?

小町谷さんから「『人間の棒倒し』をやってみましょう」と言われたのですが、みんなはキョトンとしています。

そこで小町谷さんのデモンストレーションです。デモンストレーションは二人1組なのであらかじめ後ろに倒れると決めています。

見ていたみんなは「……。」唖然としていました。


さっそくやってみましょう!

一番からだの小さい人を中心にみんなで周りを囲みます。

真ん中の人は、どの方向でもよいので好きな方向に倒れてください…って言われてもそんなにすぐ倒れられないよね。

周りの人は、自分の前に倒れてきてもよいように心構え・準備をしています。

やっとみんなを信頼して安心して倒れることができました。

真ん中の人は、ドキドキしただろうけどよく頑張りました!


次にアイマスクがみんなに配られました。

アイマスクを着けるのが初めての人もいて、みんなテンション上がっています(笑)。

「これからアイマスクをつけて、さっきのようにお部屋を一列になって歩いてみましょう!」

今度はみんながドキドキしています。

何歩歩いたら曲がるの?、前の人にぶつからないように、この方向で合ってるの?、ドキドキの理由は山ほどあります。

部屋の隅や壁の前には人が立っていて、ぶつかったりしないようにサポートしているのですが…恐る恐る歩いていきます。

何周か回ってから、「はい、その場に座ってください」

みんな楽しくなってきたようですね。

それからみんなで感想を話しました。

なんでまだみんなアイマスクしてるんでしょう(笑)。


次に『キャッチボールゲーム』をやります!

名前を呼んで相手が受け取れる状態か確認してから投げます。

最初は1つ。徐々にクッションの数が増えていきます。


次は3人ひと組のグループを3つ作ります。

テーマは「最近あった嬉しかったこと、悲しかったこと」

3人には、それぞれ話す人・聞く人・見る人の役割があります。

聞く人は、話す人の気持ちを考えながら聞くようにします。

見る人は、話す人の表情やしぐさなどをしっかりと見ます。


お話を聞き終わったら、メンバーチェンジをします。

聞く人と見る人が一緒に他のチームに入ります。

聞く人がさっき聞いた話をします。

見る人は、元のお話が伝わったか確認します。

果たしてお話は伝わったのでしょうか?


最後に、小町谷さんがお仕事で使うカメラを見せてくれました。

マイクを通した音は、普段聞こえている音と違うそうなので、みんな聞かせてもらいました。どんな風に違ったのかしら。


今日はいっぱいドキドキした授業でした。

いつも一緒のメンバーで、あらためて信頼や安心について考えましたね。

 


次回は12月11日は、引続き小町谷健彦さんの

「聴くことと話すこと – ことばを受け入れる準備をしよう」の授業です。

どんな授業になるのでしょう。

楽しみですね。



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