プログラム2024
さまざまな授業を通して、1年かけて年度末にある成果展の準備をします。
主任講師の今村、高橋、他ゲスト講師の方々が授業を行います。
主任講師|今村育子 (アーティスト/札幌駅前通まちづくり株式会社)
1978年札幌生まれ。2006年より美術家として相対する関係の「間」に発生する光のグラデーションをモチーフにインスタレーション作品を制作している。2011年より札幌駅前通まちづくり株式会社へ入社、33歳で生まれて初めて会社員となる。主に「シンクスクール」「PARC」「さっぽろユキテラス」「テラス計画」の企画や、まち会社主催事業のデザインを担当している。また、現在5歳児の子育て中。
主任講師|高橋喜代史(アーティスト/一般社団法人PROJECTA代表)
1974年妹背牛生まれ。文字や言葉を用いて、異なる文化を結びつける作品を制作。
近年は、無関心についての映像インスタレーションや、エネルギーにまつわる作品を発表。主な展覧会として、フランス、ニュージーランド、北アイルランドでの個展など札幌を拠点に国内外で活動。2020年第3回本郷新記念札幌彫刻賞。2010年JRタワーアートボックス最優秀賞。2000年ビッグコミックスピリッツ努力賞。1995年ヤングマガジン奨励賞。2015年一般社団法人PROJECTA設立。
授業内容(月3回水曜日)
4/3、4/10、4/17、5/8|まちづくりについて 自分でつくる未来のまち
講師|酒井秀治(北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻准教授)
1975年札幌生まれ。北海道大学工学研究科を修了。2007年 (株)ノーザンクロスにて都心部の再開発や広場づくり、リノベーションによるサロン、カフェの企画・デザインコーディネートを通じて、まちなかの再生・賑わいづくりに取り組む。2010年ミツバチの目線で都市部の自然環境を見つめ直す『サッポロ・ミツバチ・プロジェクト』を設立。近年は、市民力でまちの魅力を創造する『まちのデザイン部』にも関わる。一級建築士。
5/15、6/19|現代アート入門
講師|高橋喜代史
5/22、6/12|線と形の達人になろう
講師|平井柊哉
デューラーやモンドリアンなど、過去の画家から線と形の作法を学び、絵づくりに挑戦します。
6/26|お菓子のパッケージを描いてみよう
講師|田中マリナ(イラストレーター、アーティスト)
札幌を拠点に道内外の広告案件をはじめ イラストやデザイン、プロダクト製作など幅広い活動を多数実施した後、東京での活動も本格的に開始。また2021年からクライアントワークとは別に自身のアート作品の製作も開始。自然や旅、人々の会話、世界中の本、音楽などからインスピレーションを受け、そこから得た感覚や感情を色彩と構図を通して作品で表現している。
講師|川上りえ(美術家)
人間の知覚を超えた時間と空間の現象に着目し、生命の本質についての考察した作品を制作している。表現手法としては、彫刻、インスタレーション、インタラ クティブ・ワーク、サイトスペシフィック・ワークなどがある。札幌を拠点に、フランス、ポーランド、ルーマニア、 韓国、台湾、アメリカなど、国内外で活動。
7/10、7/17|線と面・鉄は楽しく美しい
講師|來嶋路子(森の出版社ミチクル 編集者)
東京都出身。1994年に美術出版社で働き始め、『みづゑ』編集長、『美術手帖』副編集長など歴任。2011年に東日本大震災をきっかけに暮らしの拠点を北海道へ移しリモートワークを行う。2015年に独立。〈森の出版社ミチクル〉を立ち上げローカルな本づくりを模索中。岩見沢市の美流渡とその周辺地区の地域活動〈みる・とーぶプロジェクト〉の代表も務める。
7/24|自己紹介BOOKをつくろう!
8/7、9/18|粘土で〇〇を作ろう(食器禁止)。野焼きします。
講師|上ノ大作(陶芸家、造形家)
1970年生、2003年に北広島市に穴窯を作り、北海道の粘土を薪で焼く「南蛮」と呼ばれる焼き物を作り、個展を中心に発表。2007年頃から陶以外の作品を作り始め、野外彫刻展での大型の野焼き作品、展示場所で現地制作するインスタレーションの作品等を発表、国内外のレジデンスでの作品制作、小学校や美術専門学校でのワークショップも行なっている。
8/21、8/28|おもしろい島に住むおもしろい生き物を描こう
講師|Kinpro/シンヤチサト(イラストレーター)
札幌を拠点に国内外で活動。店舗・ホテル壁画制作、菓子パッケージ、CDジャケット等、主にプロダクト商品のイラストを制作。子供達とのワークショップも実施。2022年初オリジナル絵本制作。
9/4、9/11|色と絵の具の達人になろう
講師|平井柊哉
スーラやリヒターなど、過去の画家から制作の作法を学び、絵づくりに挑戦します。